松田日本大使、ロシアの全面侵略2年経過に合わせてウクライナ国民にメッセージ 「勝利の後も友人であり続ける」
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松田邦紀駐ウクライナ日本大使は、ロシアによる対ウクライナ全面侵略戦争が始まってから2年となる2月24日、ウクライナ国民に向けて、メッセージを発出した。
在ウクライナ日本国大使館がソーシャルメディア「X」アカウントで松田大使の動画メッセージを公開した。
松田大使は、「2年前、あなた方はウクライナ現代史における最も困難な試練を受け始めた。そして、あなた方はもう、自らの自由のためならあらゆる予想をひっくり返す準備があることを、世界に対して証明した」と発言した。
また松田氏は、過去2年間でウクライナ・日本関係は質の面で新しい水準に達していると述べた上で、「苦しい時に、友人に気付く」というウクライナのことわざを喚起した。
そして同氏は、「私たちは、挑戦の時期において、自らをウクライナの友人と呼べることを誇りに思っており、勝利の後も友人であり続けられることを嬉しく思う」と強調した。
その他同氏は、ウクライナの未来のために命を捧げた人に哀悼の意を表した上で、「ウクライナに栄光あれ」と祈念した。
なお、2月24日、ロシアがウクライナに対して全面侵略戦争を開始してから2年が経過した。
同日、イタリア、カナダ、ベルギーの首相と欧州委員会委員長がキーウを訪問している。