ゼレンシキー宇大統領、サウジアラビア訪問を開始

ウクライナのゼレンシキー大統領は２７日、サウジアラビアの訪問を開始した。

ゼレンシキー大統領がソーシャルメディア「Ｘ」アカウントに書き込んだ。

ゼレンシキー大統領は、「ムハンマド・ビン・サルマン・アール・サウード皇太子との定期的対話を続けるべく、サウジアラビアに到着した。第一の議題は『平和の公式』だ。昨年、ジッダにて、私たちは、『公式』実現に向けた効果的な（首脳）補佐官級会合を開催した。現在、最初の『平和サミット』開催にかなり近付いており、私たちはサウジアラビアからの積極的なサポートの継続に期待している」と書き込んだ。

さらに同氏は、２つ目の議題はロシアに拘束されている人々や連れ去られた人々の帰還問題だと伝えた。同氏は、「サウジアラビアのリーダーシップが私たちの人々の解放をすでに促進してきた。私は、今回の会談も結果を出すと確信している」と指摘した。

また同氏は、経済協力の展望ある方向性や、サウジアラビアのウクライナ再建についても協議すると書き込んだ。

なお、２０２３年１０月２３日、ゼレンシキー大統領はサウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談を行い、「平和の公式」首脳補佐官級次期会合や中東情勢につき協議を行っていた。

また、ゼレンシキー氏は、２０２３年５月１９日、サウジアラビア訪問中にサルマン・アール・サウード皇太子と会談している。

写真：ゼレンシキー宇大統領（テレグラム）