シュミハリ宇首相、ウクライナの省の3、4削減計画を発表

ウクライナのシュミハリ首相は4日、3つか4つの省を削減する計画を発表した。

シュミハリ首相が4年間の政府の活動を総括する記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

シュミハリ首相は、「大統領は、政府フォーマットの変更作業を行っていることを発表した。つまり、省の削減だ。省の数を3分の1削減したいと思っている。国家公務員数も削減する。私たちはすでにその作業を始めており、今年2万の公務求人が削減された」と発言した。

同氏はまた、あらゆる補助的行政機能は現在設置に向けた作業の行われている通称「政府センター」と呼ばれる機関に集中させることになると伝えた。

そして同氏は、「省は、少数かつ非常に有能な高度専門家を抱えるべきであり、彼らが関連する国政を形成していく。『政府センター』は、関連する法的方策、人事や会計の分野のサポートを提供する。しかし、同時に政府センターは、省が必要とする文書の作成も良質かつ迅速に準備することになる」と発言した。

同氏は、省の数は、現在の19から15〜16に削減すべきだと述べた。その際同氏は、「私たちは、最適化された閣僚会議を残すべく作業している。私たちが今作業していることは、省の数を15、最大でも16とすること、15〜16とすることだ。それより多くなることはない。それがより調整され、迅速であるための最適な数だ。官僚主義を減らして、人も一定数削減せねばならない」と伝えた。

同時に同氏は、どの省がどういう形で残されるのかについては、まだ発表しないと述べた。

また同氏は、閣僚の交代について話すのも「時期尚早」だとコメントした。

写真:シュミハリ首相(テレグラム)