ミレイ・アルゼンチン大統領、6月にウクライナを訪問予定
アルゼンチンのミレイ大統領が、6月の欧州訪問の際にウクライナも訪問して、ゼレンシキー宇大統領と会談する予定であることが報じられた。
アルゼンチンのニュースサイト「Infobae」が報じた。
報道には、「ロシア軍がウクライナ領へと侵攻し、欧州と米国の世論がウラジーミル・プーチンの始めた不法な戦争に対してある種の疲れを示す中、ハヴィエル・ミレイ氏は、ヴォロディーミル・ゼレンシキー氏への支持を示すために、キーウを訪問することを決めた」と書かれている。
また、ミレイ大統領本人も同報道をソーシャルメディア「X」アカウントで拡散している。
報道では、ミレイ氏は、スペインからウクライナへと向かうことが予想されている。また、ミレイ氏は、ドイツとフランスも訪問する可能性もあるという。
さらに、「ゼレンシキー氏がモスクワによる広範な軍事侵攻を抑えようとする中で、ミレイ氏は紛争の最中にウクライナを訪問する最初のラテンアメリカの首脳となる」と書かれている。
これに先立ち、2月、アルゼンチンのミレイ大統領は、今年ロシアの侵略と戦うウクライナを支援するラテンアメリカ諸国による首脳会議を開催する計画があると発言していた。
なお、ウクライナのゼレンシキー大統領は昨年12月10日、アルゼンチン・ブエノスアイレスを訪問して、ハヴィエル・ミレイ新大統領と会談しており、その際両者は、「ウクライナ・ラテンアメリカ・サミット」の準備について協議を行っていた。
写真:Igor Wagner/dpa