マクロン仏大統領は数週間以内にウクライナを訪問=仏大統領府
フランス大統領府は11日、マクロン仏大統領とゼレンシキー宇大統領が10日の電話機弾の際に、今後数週間以内にウクライナで会談することに合意したと伝えた。
仏大統領府がプレスリリースを発出した。
発表には、「両国首脳は、今後数週間に実現されるフランス大統領のウクライナ訪問関連のことをはじめ、緊密な連絡を取り続けていくことで合意した」と書かれている。
また、大統領府は、両首脳が2月26日にエリゼ宮殿で開催されたウクライナ支援会議と3月7日の各国外相・国防相級オンライン会議での議論や作業について協議したと伝えた。
マクロン氏はその際、長射程武器連合の活動調整の努力とチェコによる砲弾購入イニシアティブへの支持を認めたという。
また同氏は、ウクライナのための榴弾砲連合が引き続きウクライナのために活動を続けていると伝えた。
さらに「両首脳は、以前に定めた5つの分野(サイバーセキュリティ、地雷除去、ウクライナでの技術サービス・武器共同生産、パートナー・隣国支援、国境の安全)における視点達成を望んでいることを認めた」と書かれている。
また10日、ゼレンシキー大統領も、テレグラム・チャンネルで、マクロン仏大統領との電話会談の結果を報告した。
ゼレンシキー氏は、「マクロン仏大統領と長時間かつ、いつも同様、中身のある電話会談を行った。私たちは、戦場の現状と最近パリで開催された国際ウクライナ支援会議について協議した」と書き込んだ。
さらに同氏は、2月16日付のフランスの防衛支援パッケージと、フランスが主導した長射程武器連合でのマクロン氏個人のリーダーシップ、さらに新たなイニシアティブやウクライナを支持するあらゆる発言につき謝意を伝えたと報告した。
そして同氏は、「また、近々生じるウクライナでの将来の私たちの会談で期待される結果についても意見を交換した」と伝えた。
写真:ウクライナ大統領府