ゼレンシキー宇大統領、サリヴァン米大統領国家安全保障問題担当補佐官と会談

ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、ウクライナを訪問した米国のサリヴァン大統領国家安全保障問題担当補佐官と会談したと発表した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に伝えた

ゼレンシキー氏は、「夜、米大統領国家安全保障問題担当補佐官のジェイク・サリヴァン氏と会談した」と伝えた。

そして同氏は、会談時のやりとりは防衛連携、両国が達成しなければならない共通の政治的結果に関する非常に内容のある具体的な内容だったと伝えた。

その上で同氏は、米国によるウクライナの国家と人々への支援につき謝意を述べ、米国の国際秩序を守る上でのリーダーシップが強固であり続けることが極めて重要だと強調した。

同氏はその際、「私たちは、様々な挑戦に関して強靭でなければならず、私たちはプーチンを克服するために長射程でなければならない。西側の強固さに関する疑問がその狂った人物を助けてしまうような状況にいてはならない。プーチンは負けねばならない。そして、それは民主的世界の生命と死の問題である。彼が負ける時、民主的世界は1世紀先まで良い展望を得ることになるのだ」と発言した。

これに先立ち、同日、サリヴァン米大統領補佐官が事前発表なくウクライナを訪問し、イェルマーク宇大統領府長官と共同記者会見を開いていた。

写真:大統領府