「協議はロシアのせいで失敗した」=ショルツ独首相、2022年時のロシアとのやりとりを回顧

ドイツのショルツ首相は、2022年12月以降、ロシアのプーチン大統領と話していないと発言した。

ポリティコが報じた

ショルツ氏は、インタビューの際に、「最後の電話は2022年12月だ。それ以前は、私たちはより頻繁に話していた」と発言した、

同氏はまた、ロシアが2022年2月にウクライナに対する全面侵攻を始める数日前、モスクワのプーチン氏のもとを訪れ、そこで「永遠に長いテーブル」についたこと、そこでプーチン氏が「コロナウイルス」について心配していたことを喚起した。

さらにショルツ氏は、全面戦争が始まってから、ロシアとウクライナは、協議を行おうとしていたが、しかし、ロシアが真剣でなかったと指摘した。同氏はその際、「協議が失敗したのは、ロシアがそれを同時進行の大規模攻勢をかけるための東部への自軍の移動の言い訳のためにのみ使ったからだ」と発言した。

加えて同氏は、ドイツは欧州の他のどの国よりもウクライナを武器と弾薬で支援していると強調した。その際同氏は、「そのためだけに、私たちは280億ユーロ以上を費やしている。それは、他の多くの国をまとめた額よりも多い」と発言した。

そして同氏は、ドイツは「それ(支援)を必要な限り続けていく」と約束し、プーチン氏はウクライナ支援がいずれ少なくなることを期待すべきでないと補足した。