ゼレンシキー宇大統領、ジョンソン米下院議長とウクライナ支援につき協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、米国のジョンソン下院議長(共和党)と電話会談を行い、米国によるウクライナ支援の重要性について協議を行った。
ウクライナ大統領府広報室が伝えた。
発表によれば、ゼレンシキー大統領はジョンソン議長と米議会の両政党、また米国民とバイデン米大統領に対して、ロシアの全面侵攻初日からのウクライナに対する重要な支援につき謝意を伝えた。
ゼレンシキー氏はまた、ジョンソン氏に対して、前線の現状とロシアの空からの攻撃の著しい激化を報告した。
その際同氏は、「現状では、米議会による対ウクライナ支援の迅速な採択が決定的に重要だ。私たちは、下院にてそれをどのように行うかについて色々な立場があることは認識しているが、しかし、大切なことはウクライナへの支援問題が団結の要因であり続けることだ」と発言した。
両者は、ロシアが戦争を継続するために資金を得ている源泉をできるだけ早く断つことが必要だと話し合った。また、両者は、ロシアの凍結資産をウクライナのために使うことについて注意を向けた。ゼレンシキー氏はその際、「その問題でも、私たちは米議会のリーダーシップに期待している」と発言した。
写真:大統領府