「ウクライナはこの戦争に勝たねばならない。ウクライナが負ければ、私たち皆が負ける」=英・仏外相
英国のキャメロン外相は、米国訪問時に米国がウクライナ支援を保留していることで、西側の安全保障をリスクに晒していることを警告すると発言した。
英紙テレグラフが報じた。
キャメロン氏は、「ウクライナ人はその資金を必要としている。ウクライナで危機に瀕しているのは米国の安全保障であり、欧州の安全保障であり、英国の安全保障なのであり、彼らは私たちの助けを必要としているのだ」と強調した。
また、キャメロン氏はフランスのセジュルネ外相とともに、ウクライナ支援加速を呼びかける論考を出している。
両外相は論考にて、「私たちは二人とも完全に理解している。ウクライナはこの戦争に勝たねばならない。もしウクライナが負ければ、私たち皆が負ける」と訴えている。
なお、キャメロン外相は、今週米国を訪問する予定であり、その際米議会に対して、ウクライナへの支援拡大を呼びかける見込み。
写真:ピンチューク財団