「米議会の両党のリーダーからウクライナ支援を採択する決意を聞いた」=シュミハリ宇首相
米ワシントンを訪問したウクライナのシュミハリ首相は18日、米議会の両党代表者から、いずれの党もウクライナ支援を含む法案を採択する決意があると明言されたと伝えた。
シュミハリ首相が米国訪問を総括して発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
シュミハリ氏は、「民主党も共和党も、私が話した実質的に全てのリーダーが土曜日に下院で投票する自らの決意を改めて認めた」と述べ、議員たちとの会談は生産的なものだったと伝えた。
また同氏は、投票には4本の法案がかけられ、その内の1つがウクライナに関係するものだとし、同法案には具体的な支援額が書き込まれており、資金拠出の条件は米政権が決めることになると説明した。
そして同氏は、「法律がウクライナ支援に関する文を定めることが重要である。私たちは条件について合意していくし、全面侵略下において、その条件がウクライナにとって難しくなったり複雑なものになったりすることは絶対にない。私たちは、そのようなアプローチに本当に感謝している」と指摘した。
その際同氏は、同法案は軍事支援の額も定めていると喚起した。
その他同氏は、上院では、下院から法案が届いたら、遅滞なく速やかに同法案を採択すると確約があったと伝えた。さらにホワイトハウスでも、法律が大統領により署名され次第、すぐに支援は拠出されると約束されたと述べた。
その上で同氏は、「非常に重要なのは、ジョンソン議長の4本目の法案であり、それはロシアの資産接収に関するいわゆるREPO法の条件を実質的に含んでいる。それは、今後数年間のウクライナの復興のための安定した資金源を私たちに与える、全てのパートナー国にとって極めて重要なシグナルである」と発言した。
これに先立ち、米下院のジョンソン議長は、下院は土曜日にウクライナ支援法案の審議を行うと発言していた。