ゼレンシキー宇大統領、ハンガリーとサウジの首脳と電話会談

ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、ハンガリーのオルバーン首相とサウジアラビアの事実上の最高権力者であるムハンマド皇太子と電話会談を行った。

ゼレンシキー宇大統領がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した。

オルバーン・ハンガリー首相との電話会談につき、ゼレンシキー氏は、「私は、オルバーン・ハンガリー首相と長時間かつ中身のある会話を行い、彼を『平和サミット』へと招待した。平和と私たちの共通の地域の安全を近付ける観点から、私たちにとって、ハンガリーの立場は重要だ」と書き込んだ。

またゼレンシキー氏は、ウクライナはハンガリーとの善隣関係、貿易、エネルギー、ロジスティックの分野における協力の発展に関心があると強調した。

加えて同氏は、「私たちは、二国間問題全ての互恵的解決のための今後の行動につき調整した。私たちはまた、ウクライナの欧州連合(EU)統合についても協議した」と伝えた。その際同氏は、ウクライナのEUへの早期加盟は、両国にとって有益なものとなると強調した。

ムハンマド・サウジ皇太子との電話会談について、ゼレンシキー氏は、「(和平案)『平和の公式』への不変の支持とウクライナのための公正な平和実現を支援する個人的願望につき、皇太子に謝意を伝えた」と書き込んだ。

また、同氏は、二国間問題についても協議を行ったと伝えた。