ドイツはできるだけ多くの国が平和サミットに参加するよう外交努力をしている=独外相
ドイツのベーアボック外相は21日、同国は露宇戦争解決を目的に6月にスイスで開催される「平和サミット」に世界のできるだけ多くの国々が出席するように、自国の外交的繋がりを活かしていると発言した。
キーウを訪れたベーアボック外相がクレーバ宇外相との共同記者会見時にウクルインフォルムの記者からの質問に答える形で発言した。
ベーアボック氏は、ドイツは当初からゼレンシキー大統領の和平イニシアティブを支持してきたと発言した。
また同氏は、ドイツ外相である自身にとっては、ウクライナの和平イニシアティブを世界中で宣伝することが最初から重要だったとし、現在ドイツは、世界の国々が平和に向けた行動を一緒に模索できるように、6月のスイスで開催される「平和サミット」にできるだけ多くの国が参加するよう、積極的に活動していると伝えた。
その際同氏は、「様々な国が様々な形が関与している」とし、例として、アフリカの国々は、ウクライナの連れ去られた児童の帰還問題に「集中的に尽力している」と述べた。他方で同氏は、これにロシア首脳陣は関心を示していないとも伝えた。
その他同氏は、「ウクライナは平和を望んでいる。同国は卑劣な攻撃を受けたのであり、同国は自分を守っている」と強調し、プーチンは明日にでも戦争を終えて自軍を撤退させることができるのであり、そうすれば、何百万人のウクライナ国民だけでなく、この戦争の被害を感じている全世界が安堵のため息をつくことができると指摘した。