ゼレンシキー宇大統領、ニュシ・モザンビーク大統領と電話会談 穀物輸出等協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、モザンビークのニュシ大統領と電話会談を行い、モザンビークへの穀物輸出や、ウクライナのアフリカ諸国への食料供給におけるモザンビークの役割などについて協議を行った。

ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した

ゼレンシキー氏は、「モザンビークのフィリッペ・ジャシント・ニュシ大統領と生産的な電話会談を行った。最近ウクライナ大使館がマプトに開設されたことを指摘した。私は、それが両国関係の発展を促進すると確信している。ウクライナはモザンビークに穀物を輸出しているが、自らの農業分野の豊かな経験を共有する準備もある。モザンビークは、ウクライナがその他のアフリカ諸国に食料を供給する上でのロジスティック面の重要な繋ぎ目となり得る」と発言した。

また同氏は、スイスで開催される「平和サミット」における基本議題の1つが食料安全保障であることを喚起した上で、そのためウクライナにとって同サミットへのモザンビークの出席が重要となると発言した。

なお、6月15、16日、スイスにて「グローバル平和サミット」が開催される。