ゼレンシキー宇大統領、東ティモール大統領と初会談

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ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、訪問先のシンガポールにて、東ティモールのラモス=ホルタ大統領と会談した。両国首脳の会談は初めて。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

両首脳は、シンガポールで開催されているアジア安全保障会議(通称シャングリラ会合)の際に会談した。

ゼレンシキー大統領は、ラモス=ホルタ大統領に対して、ウクライナの領土一体性と主権、ロシア侵略非難に関する重要な国連決議への支持につき謝意を伝えた。

またゼレンシキー氏は、今月開催される「グローバル平和サミット」へラモス=ホルタ氏が出席すると認めたことについても謝意を表明した。

同氏は、東南アジア諸国が同「サミット」へ出席することの重要性を強調し、同会議では和平案「平和の公式」の項目の1つである食料安全保障が扱われると伝えた。

さらに同氏は、「私たちにとって、公正な平和確立プロセスを始めることは非常に重要だ。ロシアは戦争を止めたがっていない。そのため、私たちは世界と一緒に平和を近づけるための前進を行うべきなのだ」と発言した。

その他同氏は、農産物供給をはじめ、東ティモールとの二国間協力を発展させる準備があると伝えた。

また、同氏は、ラモス=ホルタ大統領をウクライナ訪問へと招待した

なお、ゼレンシキー大統領は1日、シンガポールへの訪問を開始した。シンガポールでは、アジア安全保障会議(通称シャングリラ会合)が開催されている。

写真:大統領府