ウクライナ議会、国内の英語の地位を定める法律を採択

ウクライナ最高会議(国会)は4日、「ウクライナにおける英語運用」法を採択した。

ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルで報告した

ジェレズニャク氏は、同法案第9432は最高会議議員236名が賛成したと伝えた(過半数は226)。

この法律は、ウクライナにおいて、英語の地位を国際コミュニケーション言語の1つと定めるもの。

同法はまた、英語の運用が義務付けられる職業のカテゴリーを定め、政権・地方自治体機関、教育・文化・交通・保険などの分野の業務における英語運用の特徴の規範を設けるものとなっている。

ジェレズニャク議員はまた、議場では、採択前日に提出された、英語で映画を上映するための映画館支援の予算を定める修正案第336をめぐって議論が生じたと伝えた。同修正案も、226名の議員の賛成で採択されたという。

これに先立ち、2023年11月、最高会議は、同「ウクライナにおける英語運用」法案を第一読会で採択していた。

同法案は、ゼレンシキー大統領が昨年6月28日に最高会議に登録していたもの。

写真:ジェレズニャク議員(テレグラム)