ウクライナ児童帰還連合にはすでに37か国が加わっている=ゼレンシカ宇大統領夫人
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ウクライナのオレーナ・ゼレンシカ大統領夫人は、ウクライナ児童帰還を目指す諸国の「連合」にはすでに37か国が加わっており、最近アルゼンチンもこれに加わったと発言した。
ゼレンシカ夫人がアルゼンチン、ブラジル、コロンビア、メキシコ、ペルー、サルバドール、チリの記者へのインタビュー時に発言した。ウクライナ大統領府広報室が伝えた。
ゼレンシカ氏は、ロシアはウクライナ児童の情報と居場所を隠し続けていると述べ、児童へのアクセスはウクライナ政権も国際機関も得られていないと強調した。
そして同氏は、「無防備な子供たちに対するロシアの無法行為に対抗できるのは、全ての自由な国々の協力だけである。ウクライナ児童帰還を目指す国々の『連合』が拡大し続けていることは希望を与えるものだ。大切なのは、世界の全ての国々が、ウクライナ児童の権利と保護は、それぞれの国の児童の権利と保護の話でもあるということを、できるだけ早く理解することである」と指摘した。
同氏はさらに、その「連合」にはすでに37か国が加わっており、最近アルゼンチンも加わったと伝えた。
その他ゼレンシカ氏は、インタビューの際に、ウクライナ全国で展開しているメンタルヘルスプログラム「あなたはどうしてる?(Ти як?)」の運用と、オレーナ・ゼレンシカ基金の活動についても説明したという。
動画:ゼレンシカ大統領夫人(テレグラム)
これに先立ち、5月27日から6月1日まで、中南米7か国の記者9名のグループがウクライナ外務省の招待を受けて、ウクライナをプレスツアーで訪れていた。
プレスツアーの際には、ウクライナ大統領、大統領夫人、首相、外相や、ウクライナ市民社会代表者との面会が行われたという。