ゼレンシキー宇大統領、タミーム・カタール首長と会談
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ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、カタール訪問時にタミーム首長と会談し、6月15、16日にスイスで開催される「グローバル平和サミット」の準備について協議した。
ゼレンシキー大統領がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「カタールだ。タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長と会談した。ウクライナの主権と領土一体性、ロシア全面侵略非難に関する国連の全ての重要決議の支持に感謝している。カタールによるウクライナの『平和の公式』支持は重要だ」と書き込んだ。
同氏はまた、会談時には6月にスイスで開催される「グローバル平和サミット」の準備につき説明したとし、同会議の議題の1つは被拘束者と追放されたウクライナ国民の解放となると伝えた。その際同氏は、カタールがロシアにより力づくで連れ去られたウクライナ児童の帰還を促進していることにつき謝意を伝えた。双方は、同方面での協力継続に合意したという。
そしてゼレンシキー氏は、「私たちは、この歴史的瞬間におけるカタールによる私たちの国とのさらなる連帯に期待している」と伝えた。
なお、カタールは、これまでロシアに連れ去られたウクライナ児童のウクライナへの帰還の際にロシアとの間の仲介を繰り返し行ってきたことが伝えられている。
イェルマーク宇大統領府長官は、今年2月、ウクライナ児童の変換を目指す国々の「連合」に加わった国に感謝を示しつつ、とりわけ連れ去られた子供たちのウクライナへの帰還を常に支援してきたカタールとバチカンに謝意を伝えている。