アルゼンチンは平和の価値を認識しており、ウクライナを際限なく支持する=ミレイ大統領

アルゼンチンのミレイ大統領は15日、自らの「平和サミット」への出席を自国における「大きな変化」の一部だと呼び、自身が大統領に就いて、アルゼンチンは文明的世界に戻ってきており、ウクライナを際限なく支持していると発言した。

ミレイ大統領がスイスで開催されている「平和サミット」の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ミレイ氏は、「私たち、アルゼンチンにとって、これは大切な一歩である。私たちは、初めてG7首脳会議に出席し、今度はこの『平和サミット』に出席している。これは、世界から何十年と離れていた後、私たちが国として行っている大きな変化の一部である」と指摘した。

また同氏は、現在アルゼンチンは復活しており、150年前にアルゼンチンを世界の発展した国の1つにしたアイデアを再び受け入れているところだと強調した。

そして同氏は、「私たち、アルゼンチン人は、平和の価値と、生活と社会の重要原則である民主的共存の価値をよく認識している。アルゼンチンの民を代表して、私は、ウクライナの人々と私たちの友であるゼレンシキー大統領に際限のない支持を表明したい」と伝えた。

さらに同氏は、自由という考えを防衛するアルゼンチンは、どのような形態の暴力も非難すると指摘した。

その上で同氏は、「私たちにとって、自由な国間の平和は、倫理的な義務というだけでなく、発展にとっての不可欠な条件でもある」と発言した。

なお、15、16日、スイスで第一回「グローバル平和サミット」が開催されている。

ゼレンシキー大統領は、昨年12月、ミレイ・アルゼンチン大統領の就任式に出席し、ミレイ氏と会談、その際第1回「グローバル平和サミット」への出席をアルゼンチン側に呼びかけていた。

写真:KEYSTONE/EDA/POOL//Urs Flueeler