ゼレンシキー宇大統領、ルト・ケニア大統領と農産物貿易プロジェクトにつき協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は１５日、スイスで開催されている「平和サミット」参加の際に、ケニアのルト大統領と会談した。

ゼレンシキー大統領がソーシャルメディア「Ｘ」アカウントで報告した。

ゼレンシキー氏は、ルト大統領の「平和サミット」への出席と、ウクライナの主権と領土一体性を支持する原則的な立場につき謝意を伝えた。

また同氏は、「私たちは、両国にとって非常に重要な食料安全保障問題、ウクライナ・ケニア関係の発展、農産物輸出分野のプロジェクトについて協議した」と書き込んだ。

さらに両首脳は、アフリカの複数の港にウクライナの穀物のためのハブ設立する計画にケニアが参加する可能性を検討したという。

なお、ルト大統領は、同日の「平和サミット」での演説の際に、ケニアはロシアのウクライナに対する侵略はいわれのない不当なものであり、国際法違反であるとみなしていると述べつつ、他方でロシアも協議に関与させるよう主張していた。