ゼレンシキー宇大統領、コンスタンティノープル全地総主教庁の「平和サミット」コミュニケへの合流に謝意表明

ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、コンスタンティノープル全地総主教庁に対して、第1回「グローバル平和サミット」で採択された共同コミュニケへの合流につき謝意を伝えた。

ゼレンシキー大統領がソーシャルメディア「X」アカウントで伝えた

ゼレンシキー氏は、「全地総主教庁による『グローバル平和サミット』コミュニケへの合流に感謝している。同文書は、署名に対してオープンであり続けており、私は、同文書にはさらに多くの国や国際機関が加わると確信している」と発言した。

また同氏は、ウクライナは自国のために、国連憲章と国際法に基づく公正な平和という目的の周りに世界を団結させるために取り組みを続けていると伝えた。

同氏は、「ウクライナも全てのウクライナ人もヴァルソロメオス全地総主教による私たちの国と民のための祈り、恒常的な注目につき感謝している」と発言した。

これに先立ち、コンスタンティノープル全地総主教庁がスイスで開催された第1回「平和サミット」の共通コミュニケの署名に加わったことが伝えられていた。

これに先立ち、6月15、16日、スイスのビュルゲンシュトックにて、第1回「平和サミット」が開催された。同会合では、核安全保障、食料安全保障、人道問題が協議された。大半の参加国は、共同コミュニケを採択。同コミュニケには、ウクライナでの核兵器の使用が容認できないこと、食料安全保障を武器として使うことは容認できないこと、捕虜の完全交換や民間人のウクライナへの帰還が訴えられている。