第2回「平和サミット」のロシアの参加は黒海穀物イニシアティブの際の手法で可能=クレーバ宇外相

ウクライナのクレーバ外相は20日、第2回「グローバル平和サミット」にて、ウクライナはロシアと直接接触することを望んでいないものの、第三者を介して協議を行った「黒海穀物イニシアティブ」の経験を生かすことはできるとの見方を示した。

クレーバ外相がテレビ番組「統一ニュース」への出演時に、記者からの第2回「平和サミット」のフォーマットとロシア代表者の同会議への参加可能性について質問に答える形で発言した。

クレーバ氏は、「私たちには黒海穀物イニシアティブに関して非常に良い協議の経験がある。その際、ウクライナはトルコと国連と協議を行い、その後トルコと国連がロシアと協議を行った。合意は、トルコ、国連、ウクライナの間で署名された文書の形と、トルコ、国連、ロシアの間で署名された文書の形をとった」と発言した。

同氏はまた、侵略国のこれまであらゆる犯罪を実行してきたことから、ウクライナは、ウクライナ国家の破滅を戦略的目的とするロシアとの直接の接触は望んでいないとも指摘した。