「平和サミット」の結果はウクライナの「アフリカ戦略」の効果を確信させるもの=クレーバ宇外相

ウクライナのクレーバ外相は20日、スイスで開催された第1回「グローバル平和サミット」でのアフリカ諸国の参加数は、ウクライナがアフリカ諸国との関係に関する政策の方向性を定めるために採択した「アフリカ戦略」の効果を示すものだと発言した。

クレーバ外相がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

クレーバ氏は、「私たちの『アフリカ戦略』は結実した。それは、『平和サミット』の参加国数に反映されている。過去の政府の活動には敬意を払いつつも、私たちは過去2年間、アフリカ方面の外政で、それまでの独立30年で行われたこと以上のことを行った。大統領とアフリカの首脳たちとの対話の数、アフリカ諸国の首脳のウクライナ訪問の数、私のアフリカ諸国への3回の周遊も、上回っている。この地域は、非常に複雑だが、しかし、『サミット』の参加国と質は、私たちの政策が結果を与えていることを示している」と発言した。

同時に同氏は、それぞれの国に独自の利益とバランスがあるとも述べた。その際同氏は、世界の国々のウクライナ政策を評価するには、2つのことに注意すべきだとし、1つはその国が「平和サミット」に参加したかどうか、もう1つはウクライナの領土一体性と和平案「平和の公式」を支持したかどうかだと発言した。

その際同氏は、「私たちは、否定的な記事名の方がよく売れる世界に生きている。『サミット』までちょうど数週間前に、メディアにサウジアラビアが欠席するという報道が現れた。私たちは、そうではないことを知っていたものの、黙っていた。なぜなら、それは彼らの決定であるべきだからだ。また、例えば、セルビアやハンガリーが出席しないとも言われていたが、結果として、彼らは出席していた。そのため、最も大切な基準は、その国が『サミット』にいたかどうかである。そして、2つ目は、演説の際、その国が内容面で私たちの領土一体性と『平和の公式』を支持したか、支持しなかったかである。もし、支持していたなら、その国は、バランスのために、懸念を抱いていることについて何かしら話す権利があるだろう」と発言した。