ウクライナ、EUとの加盟交渉を本日正式に開始へ

6月25日、ルクセンブルクでの第1回政府間会議にて、ウクライナとモルドバの欧州連合(EU)加盟交渉が開始される。

ウクルインフォルムが伝える。

ウクライナとの政府間会議は本日現地時間15時30分に始まる。モルドバとの会議も同日18時に開始する。

交渉が始まると、35の政策分野、章(チャプター)が開かれていく。ウクライナは、クラスター方式を用いて、一度に複数の章での交渉を初めていく。複数の章を統合するクラスターは、6つとなる。

ミシェル欧州理事会議長は以前、モルドバとウクライナが「宿題を履行すれば」、ウクライナは2030年までにEUに加盟するかもしれないと予想していた。

また24日、クレーバ宇外相は、EU加盟交渉が終了すれば、ウクライナのEU完全加盟まではあと3歩となると述べていた

その3歩とは、(1)交渉の成功裡の終了とウクライナによる加盟基準達成に関する欧州委員会の結論、(2)ウクライナのEU加盟協定への署名、(3)同協定の加盟国議会での批准とウクライナによるEU完全加盟の発効、だという。

これに先立ち、21日、EU理事会は、ウクライナとモルドバとのEU加盟交渉のマンデートを正式に承認していた