ゼレンシキー宇大統領、インドが「平和サミット」コミュニケに合流することに期待

ウクライナのゼレンシキー大統領は23日、インドが第1回「平和サミット」のコミュニケに合流することを期待していると発言した。

ゼレンシキー大統領がキーウを訪問しているモディ印首相との会談前に発言した。

ゼレンシキー氏は、「戦争終結と公正な平和の問題が優先議題だ。私たちは最近、初回『平和サミット』を開催したのだが、私は、インドがそのサミットに出席したことにつき感謝を伝えたい。今日の議題の1つは『平和サミット』となり、私たちはその方向で進んでいく。私たちは、インドが『サミット』の共同コミュニケに合流できることを強く期待しており、それについて私は首相と話していく」と発言した。

また同氏は、前日第1回「平和サミット」の結果として、第1回となるオンライン専門家会合が開催されたと伝え、それはまた第2回「平和サミット」の準備段階でもあると指摘した。

そして同氏は、「私たちは、世界の全ての国がこの戦争が生み出したあらゆる危機の解決へと加わることに大きな関心を抱いている。専門家会合は、大きな進展である。今後私たちは、食料安全保障と人道問題の会合を開く」と伝えた。

なお、23日、インドのモディ首相がウクライナを訪問している。