スイス下院、ホロドモールをウクライナ人へのジェノサイドと認定

スイス連邦議会下院は、1932〜1933年のソ連政権がウクライナで引き起こした人為的大規模飢餓「ホロドモール」をウクライナ人に対するジェノサイドと認定した。

ウクライナのステファンチューク最高会議(国会)議長がフェイスブック・アカウントで報告した

ステファンチューク氏は、「スイス議会に対して、1932〜1933年のホロドモールをウクライナ人へのジェノサイドと認定したことに感謝している。スイス国民議会は、採択した声明にて、国民的、民族的、人種的、ないし宗教的グループの殲滅意図のある飢餓による大規模かつ意図的な殺人を目的とする体系的行為をジェノサイド行為だと認定している」と伝えた。

同氏はまた、「これは実に歴史的な決定だ。そして、歴史的正義の回復と何百万人の無辜の犠牲者の記憶の維持への道への極めて重要な一歩である」と書き込んだ。