インドは和平計画は有していないが、ロシア・ウクライナの双方と対話している=印外相
インドのジャイシャンカル外相は、インドは和平計画を有してはいないが、ロシアとも、ウクライナとも連絡を取っていると発言した。
ザ・ヒンドゥーが報じた。
ジャイシャンカル外相は、ロシア・ウクライナ戦争は戦場では解決しないとし、インド政府は、戦争終結を早めて、両国間の真剣な協議を始める上でインドに何かができるかどうかを把握するために、双方と対話をしていると発言した。
その際同氏は、「これは私たちが行っているある種の探査だ。それは、私たちに和平計画があるわけではない」と発言した。
同時に同氏は、インド政府は一方と話した内容をもう一方と共有しているとも指摘した。
そして同氏は、「双方ともそれに感謝していると思っている」と述べ、双方と連携したいと思っている、連携できる国や首脳はそれほど多くないと補足した。
なお、モディ印首相は24日、ウクライナのゼレンシキー大統領とニューヨークの国連総会会場で会談していた。
また8月23日には、モディ首相はインドの首相として始めてウクライナを訪れていた。これに先立ち、モディ氏は、7月にはロシアを訪れ、同国の首脳プーチン氏と会談していた。
写真:ジャイシャンカル印外相(X)