エルドアン土大統領、ゼレンシキー宇大統領に「公正かつ永続する平和の実現のために仲介国になる準備がある」
トルコのエルドアン大統領は24日、ウクライナのゼレンシキー大統領との会談時に、トルコはウクライナの領土一体性と主権を維持した形で戦争を終結するために努力を続けるし、公正かつ永続する平和の確率のために仲介者になる準備があると伝えた。
トルコ大統領府コミュニケーション局がニューヨークの国連総会会場で行われたトルコ・ウクライナ首脳会談の結果をソーシャルメディア「X」アカウントで報告した。
エルドアン大統領は、「トルコは最初から、ウクライナ・ロシア戦争はウクライナの領土一体性と主権を維持した形で対話手段で終了させることができると確信していたし、その目的達成のために努力を続けている」と発言した。
またエルドアン氏は、トルコによる公正かつ永続する平和の確立のための努力は今後も続いていくと伝えた。
その際同氏は、「トルコは、公正かつ永続する平和のため、黒海穀物イニシアティブ再開と、ウクライナとロシアの間の和平の扉を開く可能性のある停戦確保のために、仲介を含め、あらゆる種類の促進を行う準備がある」と発言した。
また、報告には、同首脳会談時、トルコ・ウクライナ間二国間関係、ウクライナ・トルコ戦争、和平努力の状況、地域・グローバルの問題が協議されたと書かれている。
またウクライナ大統領府広報室も、同首脳会談につき公表した。
発表には、「二国間貿易経済・投資協力の活性化、トルコとトルコ企業のウクライナ復興への関与に特別な注意が向けられた」と書かれている。
また発表によれば、両首脳は、和平イニシアティブ「平和の公式」の実現について詳細に協議した。両者は、黒海における航行の自由の確保の重要性と、「公式」における食料安全保障の項目の実現におけるトルコの主導的役割につき強調した。
ゼレンシキー大統領は、エルドアン大統領にウクライナを訪問するよう招待したという。