ウクライナ・日本、対露制裁の強化で合意

ウクライナのシビハ外相と日本の岩屋外相は16日、対露制裁を強化すること、査証緩和を進めていく作業を行なっていくことで合意した。

シビハ宇外相がキーウを訪れた岩屋日本外相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

シビハ氏は、両者は「勝利計画」と「平和の公式」の実質的な実現への日本の関与条件と、ウクライナ支援・協力協定の履行について詳細に協議したと発言した。

同氏はまた、「侵略国に対する制裁圧力を強化することで同意した。侵攻開始から、日本はロシアとベラルーシの個人と団体に26の制裁パッケージを発動してきた。その回避手段を閉じるべく今後も作業していく」と説明した。

その他同氏は、両国はさらなる査証体制の緩和に向けた今後の措置について協議し続けると伝えた。

岩屋外相は、両者は今回来年秋に日本が主催するウクライナにおける地雷除去活動に関する国際会議の準備について共同で作業していくことで同意したと発言した。

その際岩屋氏は、「国家と民間のセクターの共通の支援を通じた日本のウクライナ復旧・復興の立場は揺らがない。」私たちは、両国の努力を前進させるための今年12月のスヴィリデンコ第一副首相兼経済相の日本訪問を待っている」と発言した。

シビハ氏は、日本の新内閣組閣後最初の外遊での岩屋氏のキーウ訪問につき謝意を伝えた。

なお、16日、日本の岩屋外相がウクライナを訪問した。