トランプ米次期大統領、露宇戦争を半年で終結できることを期待
米国のトランプ次期大統領は7日、ロシアの対ウクライナ戦争をこの先6か月間で終わらせられることへの期待を表明した。
トランプ次期大統領がマー・ア・ラゴの邸宅における記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
記者から、露宇戦争終結のあり得る時期について質問されると、トランプ氏は、「私は、6か月後となることを期待している」と返答した。
また同氏は、ロシアもウクライナも多くの人を失い続けていると述べた上で、その際、改めて、もし自身が当時大統領だったら、「この戦争は決して生じなかっただろう」と強調した。
また同氏は、ロシアのプーチン氏は自身と会いたがっており、その会談は、自身の大統領就任式後に生じるかもしれないと発言した。
そして同氏は、「私は、1月20日以前に会うことは適切だとは思わない」と指摘した。
同時に同氏は、ウクライナのNATO加盟展望に関して自らの立場に言及し、それはロシアにとって常に「問題の大きな一部だった」と発言した。さらに同氏は、同問題におけるバイデン政権のアプローチは間違っていたとして非難した。
同氏は、「ある時、バイデンは、彼ら(編集注:ウクライナ)はNATOに加盟する可能性を得るべきだと発言した。つまり、それは、ロシアにとっては、誰かが自分たちの目前に現れることになるのであり、私はその件については彼らの気持ちを理解できる」と発言した。
写真:ゲッティ