ジョンソン米下院議長、今後の対ウクライナ支援につき「意欲はない」

米国のジョンソン下院議長は20日、対ウクライナ支援法案の採択可能性について質問されると、「そのための意欲はない」と回答した。

ジョンソン議長がワシントンの保守政治行動協議会(CPAC)のステージで発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

司会者に、戦争が長引いた場合、新しいウクライナ支援方採択の可能性を見ているか、と質問されると、ジョンソン氏は、「聞いてくれ、そのための意欲はない」と返答した。

その際同氏が会場の聴衆に対して呼びかけると、聴衆は「ノー!」と一斉に声を挙げた。

また同氏は、この戦争を終結に持っていかねばならないとし、さらに欧州の同盟国もその必要性を理解していると発言した。

同氏はそして、「トランプ大統領は完全に正しいし、それを終わらせる時が来ている」とし、米国大統領はそれができると補足した。

写真:Greg Nash