ウクライナは停戦管理のための行動アルゴリズムを策定へ=シビハ宇外相

ウクライナのシビハ外相は14日、ウクライナ側はサウジアラビアでの米国側との会談後すぐに、あり得る停戦の遵守を適切にコントロールするための行動アルゴリズムの策定プロセスを開始していると発言した。

シビハ外相がキーウを訪問したマイン=ライジンガー・オーストリア外相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

シビハ氏は、ウクライナは自らの決定に大きな責任をもって接しており、サウジアラビア・ジッダから戻ったらすぐに、交渉チームがゼレンシキー大統領に米国との会談の結果を報告し、今後の情勢展開に関する提案を提示したと発言した。

その際同氏は、「私たちはすでに、あり得る停戦の然るべき管理のための行動アルゴリズムを策定する国家チームの編成を実質的に始めた」と発言した。

そして同氏は、前線のラインが1300キロメートル以上にのぼり、そこでは毎日戦闘が生じているとの観点からも、ミンスク・プロセスで停戦が25回破られたという否定的な経験があるとの観点からもそれは極めて複雑なプロセスだと指摘した。

同氏はそして、「ロシア側からのあり得る挑発を回避するために準備しておかなければならない。そのため現在、ウクライナの準備が整うように、全てが行われていく。ウクライナのための公正で永続的な平和を達成するための合意や行動計画の将来的ビジョン、そして当然、ウクライナのための安全の保証のパッケージのパラメーターや規模など、関連の作業と関連のモダリティについて、関連のチームと協議していく。その作業はすでに行われており、チームが活発に取り組んでいる」と発言した。