ロシアが停戦に同意しないなら、それがプーチン氏からトランプ氏への返答=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、ロシアが停戦実施に関する提案に同意することを決めないなら、それは、ロシアがウクライナに同意しないのではなく、トランプ米大統領の立場に同意しないことを意味すると発言した。

ゼレンシキー大統領が記者会見時、ウクルインフォルムの記者から、ロシアがあらゆる手段で停戦を遅延しようとしている中、30日間停戦を実現するというのはどれだけ現実的かと質問した際に発言した。

ゼレンシキー氏は、「彼ら(ロシア)は、停戦前により強い立場を占めたがっている。私は確信している。現在、彼らは少なくとも真剣ではない」と発言した。

また同氏は、ロシアはジッダであのような「同盟的な」決定が見出されることを予期していなかったとし、現在ロシアはその提案に答えることが困難なことを理解していると指摘した。

その際同氏は、「今後彼らは、管理だとか何だとか話していくだろう。私たちは、プーチンと戦争を終わらせたくないその周辺人物のおしゃべりのためのあらゆる機会を縮小した。私たちは、米国が提案したような、30日間の無条件の停戦への準備がある。そのため、ロシア側が同意しなければ、それは、彼らが私たちの提案に同意しないのではなく、具体的にトランプ大統領の提案に同意しないということなのだ。なぜなら、私たちの全ての成果は、米国の人々が形成したのであり、それは彼らの明確な立場だからだ。彼らはトランプ大統領の代表者である。そのため、それはプーチンは、トランプがウクライナとロシアに提案したことに同意していないということである」と発言した。