ロンドン・ブックフェアにウクライナの出版社が初参加

英国で開催される第48回ロンドン・ブックフェア(3月12~14日)に、ウクライナ書籍研究所が中心となり、ウクライナの出版社が初めて自らのブースを構えた。

12日、ウクライナ文化省広報室が発表した。

ウクライナ代表団を率いたのは、イェウヘン・ニシチューク文化相。大臣は、今回ウクライナのブースをこのような大きなイベントに開くことが出来たのは、国の機関と民間の出版業界の代表者がよく調整を行って準備を行ったからだと指摘した。

ニシチューク大臣は、「世界的に知られるロンドン・ブックフェアへの参加は、ウクライナの出版業界の発展にとっての大切な一歩である。ウクライナの作家を翻訳やイラスト、編集者を通じてプロモーションというのは、つまりウクライナのプロモーションである」と発言した。

今回のブックフェアに参加したウクライナの出版社は12社(アババハラマハ社、スタリー・レウ社、ナーシュ・フォルマート社、アストラ社、ブック・シェフ社、フォンタン・カゾク社、カラマル社、KMブックス社、マジェンタ社、ネーボ・ブックラボ社、ラーノク社、サミット=クニーハ社)。また、出版社以外にも、ウクライナ国家記憶研究所とウクライナ・ユダヤ・ズートリチも本を紹介している。また、ウクライナのイラスト付英語版ガイドブックの展示も行われる。

写真:文化省