ギリシャ正教会、独立ウクライナ正教会を承認

ギリシャ正教会は聖会議において、ウクライナ正教会の独立を承認した。

12日、エピファニー・ウクライナ正教会首座主教がフェイスブック・アカウントにて伝えた

エピファニー首座主教は、同日のギリシャ正教会聖会議にて、ウクライナ正教会独立の立場が支持されたことへの感謝を伝えた。

首座主教はまた、ギリシャとウクライナは歴史、友好、協力の歴史が多くあると指摘しつつ、今回、両国の独立正教会の間の公式な関係が確立したことは、歴史に刻まれる一ページだと強調した。

また、首座主教は、近い将来アテネを訪問し、ギリシャ正教会側に「個人的に私たちの愛と敬意を伝えたい」との希望を表明した。

これまでの報道にあるように、本年1月5日、ヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル全地総主教が、ウクライナ正教会に独立を付与する文書「トモス」に署名した。ウクライナ正教会は、2018年12月15日に統一を宣言し、成立していた。

写真:エピファニー首座主教フェイスブック