金属工学者パトン氏が死去

金属工学者でウクライナ国家科学アカデミー総裁であるボリス・パトン氏が8月19日に死去した。101歳だった。

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントにて冥福の祈りを伝えた

ゼレンシキー大統領は、「101歳にて、偉大なウクライナ人が我々のもとを去った。私の心からの哀悼をボリス・パトン氏の親族、近親者に伝える」と書き込んだ。

大統領は、「金属工学者、技術者、発明家、科学者、教師。『ウクライナの英雄』初の受勲者。学者。天才。伝説。ボリス・パトン氏を示す言葉は多くある。しかし、かの人物の偉大さを完全に形容する言葉は存在しないのだ。今日、私たちの国が被った喪失の規模も、である」と発言した。

この他、ラズムコウ最高会議議長、シュミハリ首相、ポロシェンコ前大統領、ティモシェンコ元首相など政界要人はじめ、各界から冥福を祈るメッセージが表明されている。