ウクライナのソーシャルメディアの投稿、ウクライナ語によるものが56%

コンテンツ分析センターは、ソーシャルメディアでウクライナのユーザーが使っている言語を分析したところ、56%がウクライナ語だったと発表した。

28日、コンテンツ分析センターのセルヒー・ストゥカノウ分析課課長がウクルインフォルムでのプレゼンテーション「言語で見るウクライナ報道のウェブサイト」「ソーシャルメディアにおけるウクライナ語」の際に発言した。

ストゥカノウ氏は、「私たちが調査し始めてから、今回初めて、ソーシャルメディアのウクライナ空間においてウクライナ語で書かれた投稿が多数派となった。現時点で56%の投稿がウクライナ語で行われている。2024年8、9月に行われたものである」と発言した。

また同氏は、残りの44%はロシア語で書かれたものだったと伝えた。

加えて同氏は、2020年はウクライナ語での投稿の割合は約15%だったが、2022年にはこれが37〜38%に増加、2023年には約50%に到達していたと伝えた。現在、ソーシャルメディアのウクライナ空間におけるウクライナ語使用の傾向強化が続いているという。その際同氏は、言語使用傾向における「リバウンド」は見られていないとも指摘した。

同調査は、フェイスブック、X(旧ツイッター)、インスタグラム、ユーチューブ、TikTokといったウクライナで使われている外国のソーシャルメディア・プラットフォームの111万の投稿を分析したという。