ウクライナ国民の75% EU・NATOへの加盟を支持
世論調査
ウクライナで実施された最新の世論調査によれば、75%の国民が欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)への加盟を支持していることがわかった。この数字は、2023年2月の時点から若干下がっている。
レイティング社が国際共和研究所(IRI)の発注で今年9月27日から10月1日にかけて実施した大型世論調査の結果が公開された。
ウクライナが加盟できる国際経済同盟を1つ選ぶ設問では、EUとの回答が75%、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンとの関税同盟との回答が2%だった。
EU加盟支持の結果は、2023年2月時点の回答(85%)から10%下がっている。
また、「今日ウクライナのNATO加盟を問う国民投票が行われた場合、あなたはどのように投票するか」との設問に対して、「ウクライナのNATO加盟を支持する」との回答が75%、「反対する」との回答が7%だった。同設問でも2023年2月の加盟支持の回答(82%)から7%下がっている。
今回の世論調査は、IRIが発注し、ウクライナのレイティング社が2024年9月27日から10月1日にかけて、ウクライナ国内のウクライナ政府管理地域全域で18歳以上の人物2000人対して、CATI方式(computer-assisted telephone interviews)で実施したもので、理論的誤差は最大±2.2%だと説明されている。