ハルキウ市でLGBT+行進開催

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12日、東部ハルキウ市にて、LGBT+の人々のための平等の権利や多様性を主張する行進「ハルキウ・プライド」が開催され、約2000人が参加した。

ウクルインフォルムの記者が伝えた

参加者は、ハルキウ国立大学前から科学大通りへ向けて行進を開始。警察の発表では、警察官800名、国家警護隊隊員450名が警備に当たったという。

行進参加者たちは、「皆のための平等を、皆のための安全を」「ウクライナ民族支持、差別反対」「抗議せよ、愛せよ、権利は明け渡すな」「愛に境界はない」「愛より大切なものはない」「私たちはエラーではない」などと書かれたバナーを掲げた。参加者のほとんどが、参加者に無料で配られるLGBT+を象徴する虹色に彩られたマスクを着用していた。

写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム

行進コーディネーターの市民団体「ハルキウ女性連合『スフェラ』」とプライドハブのプログラム・ディレクターを務めるハンナ・シャリヒナ氏は、今回の参加者は2019年時より若干少ないと語った。

シャリヒナ氏は、「前日になって、私たちは行進開催に関して脅迫を受けた。しかし、私たちは、退かなかった。この行進は、人々の平等の権利、異なる見解に対する寛容な姿勢、特定の特徴を持つ人々のグループを対象としたヘイトに基づいた犯罪の捜査を求めて闘う意思を示している」と強調した。