キーウの空中遊歩道でウクライナ独立30年テーマの写真展開始

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キーウ(キエフ)市内のヴォロディーミル坂公園とモニュメント「友好のアーチ」を繋ぐ空中遊歩道にて、ウクライナの独立30年をテーマにした写真展が始まった。

写真展「独立とは私のこと 独立とは私たちのこと」は、ウクライナ独立30周年に合わせて、市民のイニシアティブで開催されているもの。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

写真展オープニングイベントでは、市民団体「ICAP統一」のヴォロディーミル・シェイフス代表が、「写真展の主な考えは、市民団体が人々の生活をどのように良くしてきたかを見せることにある。私たちは、今日私たちの周りにあるものに、これらの団体がどのような影響、貢献をしてきたかを示したいのだ」と発言した。

写真は、オレクサンドル・ホメンコ、パウロ・パシュコー、セルヒー・ヌジュネンコといったウクライナの著名な写真家が撮影した、市民社会のイニシアティブや、ウクライナ独立の発展への貢献の様子を示す写真から構成されている。

写真:ヘンナジー・ミンチェンコ/ウクルインフォルム

その他、ウクライナが独立してから30年間の歴史、環境、文化、教育、スポーツなどのイベントの写真も掲載されている。例えば、1991年のウクライナ独立に関する最高会議(国会)での投票の様子、欧州音楽の祭典「ユーロビジョン」でのルスラナやジャマラの優勝の場面、サッカー選手アンドリー・シェウチェンコの活躍、ロシアによるクリミア占領や東部侵略といった現在の悲劇的出来事の写真が紹介されている。

写真展の開催は、10月1日まで。