ウクライナのEU加盟支持62%、NATO加盟支持58%
世論調査
最新の世論調査によれば、ウクライナにて、欧州連合(EU)加盟を支持する者は62%、北大西洋条約機構(NATO)加盟を支持する者は58%であることがわかった。
11日、レイティング社が11月4日から9日にかけて実施した世論調査結果を発表した。
「もし今日、ウクライナのEU加盟を問う国民投票が行われた場合、あなたはどう投票しますか」との設問に対し、支持するとの回答は62%、支持しないとの回答は32%だった。
同様に、NATO加盟について問うと、支持するとの回答は58%、支持しないとの回答は35%だった。なお、NATO加盟支持は、同社によるこれまでの調査において最も高い数字となった。
地域別にみると、EU・NATO加盟の支持が多いのは、西部と中部、支持が最も低いのは東部(EU加盟支持41%、不支持50%、NATO加盟支持27%、不支持64%)であった。南部は、支持不支持が概ね同程度であった(EU加盟支持49%、不支持44%、NATO加盟支持45%、不支持49%)。
今回の世論調査は、被占領下にあるクリミアとドネツィク・ルハンシク両州一部地域を除くウクライナ全土の18歳以上の人物5000人を対象にCATI方式(Computer Assisted Telephone Interviews)で実施したものであり、理論的誤差は±最大1.5%だと発表された。