クリミアとの境界線にてコロナワクチン接種開始
12月1日から、一時的被占領下ウクライナ領クリミアとの間の行政境界線上のヘルソン州側(ウクライナ政府管理地域)通過検問地点「チョンハル」と「カランチャク」にて、コロナワクチンの接種が始まった。
11月30日、ミコラ・ヤキメンコ・ヘルソン州行政府副長官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ヤキメンコ氏は、「12月1日から、一時的被占領下クリミアの住民は、通過検問地点『チョンハル』と『カランチャク』にてワクチン接種が受けられるようになる」と発言した。
なお、一時的被占領下クリミアでは、住民に対して、ロシア占領政権によるロシア製コロナワクチンのみの接種が行われている。ウクライナ政府は、ロシア製コロナワクチンを承認していない。