ウクライナではオミクロン株は確認されていない=保健省

12月6日時点でウクライナ領内ではオミクロン株は見つかっていない。

6日、ウクライナ政府ポータルサイトが同日のシュミハリ首相が議長を務めるコロナ対策会議の内容について発表した

発表には、保健省の情報では、12月6日時点でウクライナ領にオミクロン株は見つかっていないとのこと。首相は、リャシュコ保健相に対して、オミクロン株に関する情報を毎日更新するよう指示を出したという。

発表によれば、会議にてウクライナでは5週連続でコロナ感染件数が減少していることが報告された。保健省によれば、先週のコロナ感染事例数は1週間で前週比15%減少、入院件数は13%減少した。

リャシュコ保健相は、「医療体制への負荷もまた、徐々に下がってきている。集中治療用病床の使用率は現在55%。酸素吸入設備のある病床の使用率は、48%から40%に下がった。なお、酸素吸入が必要な患者は、全体のコロナ病床の33%を使用している」と報告した。

保健相はまた、国内16の地域にて40%の成人が少なくともコロナワクチン接種を1回済ませており、6の地域では、40%が接種プロセスを完了していると伝えた。

シュミハリ首相は、「私たちの計画は、成人国民の70%(の接種)だ。私たちは、ワクチン接種のプロセスを加速し、ウクライナ国民を守るためにあらゆる可能なことをしなければならない。ワクチン接種がパンデミックを克服する唯一の手段だ」と強調した。

なお、12月6日、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は4478件だと発表されている