ゼレンシキー氏と人民奉仕者党、支持率トップを維持
最新の世論調査では、近く大統領選挙と最高会議(国会)選挙が行われた場合の投票先として、支持が最も高かったのは、現職大統領のヴォロディーミル・ゼレンシキー氏21.1%(投票先を決めている回答者の間では23.5%、以下同)と与党の人民奉仕者党16.1%(18.0%)だった。
10日、レイティング社が12月6〜8日に実施した世論調査結果を発表した。
大統領選投票先に関する設問の結果は以下のとおり(数字は%)。
ゼレンシキー大統領 21.1(23.5)
ポロシェンコ欧州連帯党党首(前大統領) 12.0(13.4)
ティモシェンコ祖国党党首 8.9( 9.9)
ボイコ野党生活党共同代表 8.3( 9.3)
ラズムコウ前最高会議議長 6.8( 7.5)
スメシュコ力名誉党党首 6.0( 6.7)
ムライェウ私達党党首 5.8( 6.5)
フロイスマン・ウクライナ戦略党党首 5.0( 5.5)
※以下は5%未満
同時に、「どのような場合があっても必ず投票しない候補」を尋ねる設問では、ポロシェンコ前大統領への「不支持」が最も高く47%。これに、ティモシェンコ氏が37%、ボイコ氏が35%、ゼレンシキー氏が33%と続いた。
最高会議選投票先に関する設問の結果は以下のとおり(数字は%)
人民奉仕者党(大統領系与党) 16.1(18.0)
欧州連帯党 12.2(13.7)
野党生活党 10.2(11.4)
祖国党 10.2(11.4)
ラズムコウ政党 6.7( 7.5)
ウクライナ戦略党 5.5( 6.2)
力名誉党 5.3( 6.0)
※以下は5%未満
今回の世論調査は、レイティング社が12月6〜8日にかけて、被占領下クリミアとドンバス一部地域を除くウクライナ全土にて、18歳以上の人物2500人を対象にCATI方式(Computer Assisted Telephone Interviews)で実施したもの。理論的誤差は、最大±2.0%だと発表された。