ロシア占領下ウクライナ南部で反露集会開催
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20日、ロシアが占領するウクライナ南部のヘルソン、カホウカ、ベルジャンシクにて市民が反ロシア集会を開催している。
戦略的コミュニケーション・情報安全保障センターがテレグラム・チャンネルにて伝えた。
センターは、ロシア軍が一時的に占領している領土にて厳しい行政警察体制を敷いているにもかかわらず、ウクライナ市民は大規模抗議集会の開催を恐れていないとし、「ウクライナ人を止めることはできない。彼らは、本当に自らの国の国民だ」と書き込んだ。
ヘルソン市の集会の様子
ヘルソン州州都ヘルソン市では、20日、青と黄の色の様々な物を身にまとって人々が集会を行っている。
ヘルソン市の集会の様子 写真:ウクルインフォルム
ウクライナ国歌を斉唱するヘルソン市民
ヘルソン州カホウカ市の集会の様子
カホウカ市では、「一つの、唯一の、自由なウクライナ!」をスローガンとした市民による大型行進が行われた。
ザポリッジャ州ベルジャンシクでは、市民の集会に対して、ロシア占領当局が空砲を放ち、市民を殴打。約10名の集会参加者が拘束された。