西部ルーツィクで世界大戦戦勝記念碑のソ連シンボル撤去
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ウクライナ西部ルーツィクでは27日、第二次世界大戦戦勝記念碑からソ連のシンボルの撤去を始めた。また、第二次世界大戦の開始日時も修正されるという。
ポリシチューク・ルーツィク市長がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ポリシチューク市長は、「永遠の栄光記念碑からソ連時代のウクライナ嫌悪的なシンボルの除去が始まった」と書き込み、写真を掲載した。
同氏はまた、5月1日までに、第二次世界大戦の開始の年も、ソ連やロシア連邦の主張する1941年ではなく、1939年に変更すると伝えた(編集注:現代ロシアはソ連同様、ナチスとソ連が秘密協定を締結した後に東西からポーランドに侵攻した1939年ではなく、独ソ戦の開始である1941年を大戦の開始と強調している)。
なお、26日、キーウ(キエフ)てソ連時代に設置された「民族友好のアーチ」の下に1982年に設置された「ウクライナのロシアとの再統合記念」像の解体が終了している。