米女優アンジェリーナ・ジョリーがウクライナ西部訪問 戦災被害の子供らと面会

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米女優であり、UNHCR特使を務めるアンジェリーナ・ジョリーは4月30日、ウクライナ西部リヴィウ市内の医療施設を訪問し、東部クラマトルシクへのロシア軍のミサイル攻撃の被害を受けて治療を受けている子供たちやボランティアたちと面会した。

コジツィキー・リヴィウ州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントにて報告した

コジツィキー長官は、「ハリウッド女優であり国連の親善大使であるアンジェリーナ・ジョリー氏が、(中略)医療施設の一つにて、クラマトルシク駅へのロシア軍のミサイル攻撃の被害を受けた子供たちへのお見舞いを行った。子供たちの話に彼女はとても心を動かされたようだ。ある女の子は、ジョリー氏に対して、自分の夢についてプライベートに話しさえしていた」と伝えた。​​

コジツィキー氏はまた、ジョリー氏は医療・心理支援を行っているボランティアたちとも話したと伝えた。

さらに同氏は、今回のジョリー氏の訪問は皆にとってサプライズとなったとし、「リヴィウ州でジョリー氏を見かけた多くの人たちは、それが本人だということを信じられなかったようだ。しかし、2月24日以降、ウクライナは世界中に向けて、私たちのところはたくさんの信じられないものがあることを示してきた。このようなレベルの人々からサポートを受けるということは、大変価値あることである」と書き込んだ。

写真:HTA

また、記者のマイヤ・ピドホロデツィカ氏は、リヴィウにてアンジェリーナ・ジョリー氏を見かけたとフェイスブック・アカウントで報告した。ピドホロデツィカ氏は、「リヴィウ。単にコーヒーを飲もうと思って中に入っただけ。そこにアンジェリーナ・ジョリー。単に世界中がウクライナをサポートしているだけ」と書き込んだ。

なお、アンジェリーナ・ジョリー氏は、2月24日のロシアによる対ウクライナ全面的侵略から、ウクライナへの応援の姿勢を示し続けている。