マリウポリから避難した市民ら、ベルジャンシク近郊で政府管理地域への避難手段待ち

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マリウポリから避難した民間人らは、8日時点でザポリッジャ州ベルジャンシク近郊の車道沿いにて、政府管理地域へさらに避難するための移動手段を待っている。

マリウポリ市議会が避難民の写真をテレグラム・チャンネルにて公開した

発表には、「5月8日。数百人の人々が、ベルジャンシク近郊のルナチャル円形道路に集まっている。多くがマリウポリ市民だ。彼らは待っている。彼らは信じている。もうすぐ最も近いウクライナの検問地点へ辿り着けることを。ようやく安全な場所へ行けることを」と書かれている。

市議会は、毎日数千人の人が被占領地から脱出しようとしていると書き加えた。

これに先立ち、ヴェレシチューク副首相は7日、ロシアが制圧を進めるウクライナ東部マリウポリの製鉄工場「アゾフスタリ」から、全ての子供、女性、高齢者を避難させたと発表していた。

同時に、7日、アンドリュシチェンコ・マリウポリ市長顧問は、ロシア軍はアゾフスタリから373名を「追放」したとし、マリウポリを出た人々はベズイメンネ(編集注:ロシア占領下)の「フィルター・キャンプ」にいると書き込んでいた。