全面的戦争開始から400以上の共同体がロシア正教会系からウクライナ正教会へ移籍
ウクライナ正教会は、2月24日のロシア連邦による対ウクライナ全面的侵略開始から、ウクライナ国内の400以上の宗教共同体がロシア正教会傘下のウクライナ正教会モスクワ聖庁から、独立しているウクライナ正教会へと移籍したと発表した。
24日、ウクライナ正教会が発表した。
発表には、「フメリニツィキー州だけで、100以上の共同体が、トップとヒエラルキーが対ウクライナ犯罪的侵攻を支持し祝福しているモスクワ聖庁の機構に所属し続けることを拒否した」と書かれている。
また、50の小教区がウクライナ正教会のエピファニー首座主教の直接の傘下に移籍したという。
これに先立ち、3月ウクライナ正教会モスクワ聖庁の複数の聖職者たちは、オヌーフリー総主教庁に対して、聖会議を開催し、モスクワ総主教庁から離脱するよう請願する動画を公開していた。