ウクライナのボルシチがユネスコ無形文化遺産に登録
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は1日、「ウクライナ・ボルシチの調理文化」を「緊急に保護する必要のあるユネスコ無形文化遺産」リストへと加える決定を採択した。
トカチェンコ文化・情報政策相がテレグラム・チャンネルにて報告した。
トカチェンコ氏は、同日のユネスコの無形文化遺産保護政府間委員会第5回緊急会合で、同省の申請に応じて、「ウクライナ・ボルシチの調理文化」が「緊急に保護する必要のあるユネスコ無形文化遺産」がリストに加えられたと伝えた。
同氏は、「私たちはボルシチとそのレシピを喜んで世界中の文明的な国々と共有する。そして、非文明的な国々とも共有する。彼らに、少しでも明るくおいしくウクライナ的なものが生じるように。しかし、覚えておいてほしい。ボルシチ戦争と同様に、この戦争でも私たちが勝利するということを」と書き込んだ。
また、ユネスコも、ツイッター・アカウントにて、今回の決定を報告した。
その他、ジェパル(ジャパロヴァ)第一外務次官は、ツイッター・アカウントで、今回のウクライナ・ボルシチの審議は、ウクライナへの軍事侵攻と文化要素への脅威により、ユネスコ史上初めて順番を超えて審議されたことを説明した。