大阪市、ウクライナのドニプロ市と友好協力関係構築の覚書を締結

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大阪市は19日、ウクライナのドニプロ市と有効協力関係構築に関する覚書を締結したと発表した。

大阪市が公式ウェブサイトで公表した

発表には、「大阪市は、令和4年3月28日の大阪市会本会議場でのセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使によるオンラインスピーチの中で、大阪市とドニプロ市とのパートナーシップ関係構築についての提案を受け、このたび、ドニプロ市に一日も早く平和が訪れ交流できることを願い、令和4年7月15日に、情報、人、経済の交流を内容とする友好協力関係構築に関する覚書を締結しました」と書かれている。

両市の締結した覚書には、「パートナーシップの構築に向け、両市間における情報交流 の促進に努める」「両市間の人的交流を促進し、国際平和にむけて相互の理解と友好親善を 深める」「両地域間の経済交流を促進し、協力関係を構築する」「具体的な交流事業についての検 討及び協議を進める」と書かれている。覚書の有効期限は2025年年末までとなっており、修正・延長については両市が協議して取り決めるという。

松井大阪市長は、ウクライナとドニプロ市の状況に心を痛めているとしつつ、今回ドニプロ市と友好協力関係を結ぶことを嬉しく思うと伝えた。

フィラトウ・ドニプロ市長は、現下の戦争にて、日本の人々から大きな支援を受けていることにつき謝意を表明し、また「大阪のような世界をけん引する優れた強力な都市」がパートナーとなってくれることを「大変光栄だ」と伝えた。

写真:大阪市